
eSIMなどの通信環境を整えて台北の街でGoogleマップを使えるようになると、今度はスマートフォンのバッテリー消費が気になってきます。
旅行中は、地図アプリで現在地を確認し、気になったお店を調べ、SNSで写真を共有するなど、普段以上にスマートフォンを使う機会が増えます。特に夏場の台湾は30℃を超える日が多く、熱を持ったスマートフォンはバッテリーの消耗が早まる傾向にあります。また、九份などの郊外へ向かう長距離バスでの移動中にも、調べ物などでバッテリーは減っていきます。
台湾を1日歩き回るなら、スマートフォンを約2回フル充電できる10,000mAhのモバイルバッテリーが1つあると、充電切れを気にせず観光を楽しめます。
あわせて、2026年4月24日から適用されたモバイルバッテリーの機内持ち込み新ルールについても確認が必要です。出発前に規定を把握し、スムーズに旅の準備を進めましょう。
重要 NEW RULE 2026年4月24日施行|飛行機の新ルール解説
国土交通省の発表(2026年4月14日)により、国内線・国際線を問わず日本発着の全便でモバイルバッテリーの取り扱いルールが変更されました。

新ルールのポイント
- 持ち込み個数は、1人2個まで(容量160Wh以下のものに限る)。
- 機内でのモバイルバッテリー本体への充電(コンセントからバッテリーへの給電)が禁止。
- 機内でのモバイルバッテリーからスマートフォン等への給電も原則禁止。
- 座席上の収納棚での保管は不可。座席下、座席ポケット、または手荷物のカバンの中で保管。
mAhをWhに換算する方法
航空機への持ち込み基準は「Wh(ワット時)」ですが、製品の多くは「mAh(ミリアンペア時)」で表記されています。以下の式で換算できます。
Wh = mAh × V(電圧) ÷ 1,000 ※一般的なリチウムイオン電池の電圧は3.7Vです。
- 10,000mAh:37Wh(規定内・2個まで持ち込み可)
- 20,000mAh:74Wh(規定内・2個まで持ち込み可)
- 43,000mAh超:160Wh超(持ち込み不可)
スマートフォン用の10,000mAhクラスのモバイルバッテリーであれば、規定内に収まるため問題なく持ち込めます。
台湾の街歩きにおすすめのモバイルバッテリー3選
選定基準は「容量10,000mAh(スマホ約2回分)」「機内持ち込み規定(160Wh以下)に対応」「街歩きで負担になりにくい重さとサイズ」の3点です。
Anker PowerCore 10000|定番のシンプルモデル
クレジットカードとほぼ同じサイズのコンパクトなボディに10,000mAhを搭載した、長く支持されているモデルです。約180gと軽量で、カバンの小さなポケットにも収まります。旅行用のバッテリー選びで迷った際の、堅実な選択肢です。

- 良いところ:軽量・コンパクト、手頃な価格
- 気になる点:ケーブルが別途必要、USB-C非対応(入力のみ)
- 容量:37Wh(機内持ち込み可)
- 価格:2,990円(Amazon)
CIO SMARTCOBY Pro SLIM CABLE(2025年改良版)|ケーブル内蔵で荷物を削減
大阪発のブランドCIOの薄型モデルです。本体にUSB-Cケーブルが内蔵されているため、夜市で食べ歩きをしながら充電したい時など、別でケーブルを持ち歩く煩わしさがありません。改良版ではケーブルが着脱可能になり、断線時に交換できるようになりました。
![CIO モバイルバッテリー PD Type-C 30W 薄型 軽量 [薄さ16mm] 10000mAh](https://inu-to-megane.com/wp-content/uploads/2026/04/3.jpg)
- 良いところ:ケーブル内蔵(着脱可)、最大35Wの高出力、残量の数値表示
- 気になる点:変換ロスがややあるため、実質的な充電回数は少なめになる場合がある
- 容量:37Wh(機内持ち込み可)
- 価格:4818円(Amazon)
ELECOM NESTOUT 10000mAh|急な雨にも対応する防水仕様
台湾、特に台北周辺は「突然のスコール」に見舞われることがあります。雨季(5〜9月)の街歩きでは、濡れても故障しにくいIP67相当の防水・防塵設計を持つこのモデルが重宝します。アウトドアテイストのデザインで、衝撃にも強い作りです。

- 良いところ:IP67の防水・防塵性、耐衝撃性
- 気になる点:約241gと他モデルより少し重い
- 容量:37Wh(機内持ち込み可)
- 価格:7,480円(Amazon)
ホテルでの充電に役立つUSB充電器3選
台湾のコンセントの形状は日本と同じ「Aタイプ」です。電圧は110V(日本は100V)ですが、近年のスマートフォンやカメラの充電器は「100〜240V対応」のものが多く、基本的には変圧器や変換プラグなしでそのまま使えます。
新ルールにより機内でのモバイルバッテリー充電が禁止されたため、ホテル到着後にスマートフォンとバッテリーをまとめて充電できる「複数ポート搭載のUSB充電器」があると便利です。
Anker PowerPort 2 Elite
USB-Aポートを2つ備えたシンプルな充電器。寝ている間にスマートフォンとモバイルバッテリーを同時に充電する用途に適しています。プラグを折りたためるため、ポーチの中でかさばりません。

- 良いところ:非常にコンパクト・軽量、プラグ折りたたみ、価格が安い
- 気になる点:2口のみ、USB-Aのみ(Type-C非搭載)
- 価格:1,790円(Amazon)
ELECOM 折畳式プラグ 4ポート充電器
コンセントが1口しかないホテルでも、4つのデバイスを同時に充電できます。ご家族での旅行や、カメラ・タブレットなど充電が必要な機器が多い方に向いています。

- 良いところ:4台同時充電可能、軽量(約86g)、プラグ折りたたみ
- 気になる点:4口同時だと充電速度低下の可能性、USB-Aのみ(Type-C非搭載)
- 価格:1,564円(Amazon)
オウルテック AC充電器 超速充電
2基のUSB Type-Cポートと1基のUSB Type-Aポートを併用することで、接続機器を3台同時に充電できます。 ※3ポート同時使用時は合計最大65W+15W出力となります。

- 良いところ:3ポート(USB Type-Cポート×2、USB Type-A)、充電時の発熱を抑制
- 気になる点:価格
- 価格:6,160円(Amazon)
出発前の確認リスト
空港の保安検査をスムーズに通過するため、以下の点をご確認ください。
チェックリスト
- モバイルバッテリーの容量が160Wh(約43,000mAh)以下であることを確認した
- 持ち込むモバイルバッテリーは1人2個以内に収めている
- モバイルバッテリーは「預け入れ荷物」ではなく「機内持ち込み手荷物」に入れた
- 機内ではバッテリーの充電・給電を使用しないと把握した
- ホテル用のUSB充電器を持参した
- 利用する航空会社の公式サイトで最新の規定を確認した
まとめ
旅行の写真を撮り、地図を確認し、情報を調べるためにも、スマートフォンは台湾旅行の心強い味方です。途中でバッテリーが切れて困らないよう、ご自身の用途に合ったモバイルバッテリーをひとつ準備しておくことをおすすめします。
また、2026年適用の機内持ち込みルールにより、容量制限(160Wh以下・1人2個まで)と機内での使用制限が設けられています。10,000mAhのモバイルバッテリーであれば規定内に収まりますので、ルールを守りつつ、快適な台湾旅行をお楽しみください。
- 持ち込みは1人2個・160Wh以下が絶対条件。違反は罰則あり。
- 10,000mAh(37Wh)のバッテリーで2個持ち込み可能。
- 機内でのバッテリー使用は禁止。スマホは機内コンセントで、バッテリーはホテルで充電する運用に切り替えを。
- 台湾のコンセントは日本と同じ形状・変換プラグ不要。USB充電器1台でまとめて解決できる。
- 雨季(5〜9月)の台北ならば防水モデルが特に頼りになる。
- 完全に防水ではないがZiplocなどを用意しておく
※ 本記事の機内ルールは国土交通省の発表(2026年4月14日)に基づきます。各航空会社により細則が異なる場合があるため、利用する航空会社の公式サイトで必ずご確認ください。記載のAmazon価格はすべて調査時点のものであり、変動する場合があります。
