犬と、本と、音楽と。
50代は、自分が気持ちいいテンポで暮らしたい。派手なことはないけれど、静かで、どこか心地よい。そんな日常の断片を綴っています。

翡翠日記
大きな女の子、ジェイドとの記録
2020年の秋に、香川県から東京にやってきた愛犬との日々。眠っているか、あくびをしているか、日向にいるか。だいたいそのどれかです。
好歌好日

いい歌があると、いい日になる
もともとは、愛犬をお風呂に入れるときに流すプレイリストでした。毎月更新。音楽で一日に区切りをつける「句読点ミュージック」もこちら。上旬・中旬・下旬で二曲ずつ有名な曲も、たくさん入ります。
遅読・乱読・積読

読みかけの本の話ばかり
老眼鏡を手にして久しぶりに読み始めた本の感想。読むペースはとてもゆっくり、じっくり。積読は罪ではない、ということにしています。
日々の断片
気になることを思いつくまま
心に浮かんだことを書き留めています。散歩の途中で見かけたもの、実家へ帰った日のこと、なんでもない夕方の空。このサイトでいちばん数が多いのは、たぶんここです。
special 台湾小案内

好きすぎて10回以上訪れている台北
もう一度行きたいお店や、役に立つ情報を不定期に更新しています。朝ごはんの店、雨の日の過ごし方、持っていってよかったもの。旅行の予定がなくても読めるように書いているつもりですが、たぶん行きたくなります。
Now Reading 今、読んでいる本
外の世界の話を聞かせて
南天文庫には、外とは違う時間が流れているーー。
私設図書館。元公民館の空き家。斎場。夜の飲食店。インドネシアの農園。
いつの時代も、「隙間の場所」では物語が生まれる。
時間と場所を超えて重なり、織り上げられてゆく人の生に静かに耳を傾ける、珠玉の群像劇。
私設図書館・南天文庫。高校一年生の陽日は、幼い頃からここに通い続けている。他の子供たちが帰ったあと、運営のあやめさんと話すようになったのはいつからだろう。あやめさんは陽日にときどきこう言うーー「外の世界のことを話して」。
日々の出来事をあやめさんに伝える一方で、陽日はあやめさんが子供だったころの話を集めてもいる。なんでも、「ピンクの家」と呼ばれたガード下の元公民館に、三組の夫婦と五人の子供たちが身を寄せ合い不法に暮らしていたらしく……。
【著者略歴】
江國香織 (えくに・かおり)
1964年東京都生まれ。2002年『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』で第15回山本周五郎賞、04年『号泣する準備はできていた』で第130回直木賞、07年『がらくた』で第14回島清恋愛文学賞、10年『真昼なのに昏い部屋』で第5回中央公論文芸賞、12年『犬とハモニカ』で第38回川端康成文学賞、15年『ヤモリ、カエル、シジミチョウ』で第51回谷崎潤一郎賞を受賞。著書に『きらきらひかる』『左岸』『抱擁、あるいはライスには塩を』『なかなか暮れない夏の夕暮れ』『彼女たちの場合は』『去年の雪』『シェニール織とか黄肉のメロンとか』『川のある街』『ブーズたち鳥たちわたしたち』ほか多数。小説のほか童話、詩、エッセイ、翻訳など幅広い分野で活躍している。


