ニューバランスの新しいフラッグシップ、990v7。その実物が、世界でいちばん最初に東京で展示されています。家から近いこともあって、10月11日に天王洲の「MEET YOUR ART FESTIVAL 2026」へ行ってきました。
990v7は撮影できませんでしたが、歴代の990が並ぶアーカイブ展示は撮影できました。見てきたことを、忘れないうちに書いておきます。

【結論】990v7はこんな靴でした
- シルエットは長細く、v6の延長にあるように見える
- ぼってりした感じはなく、素材には光沢があって新しいテック感がある
- Nマークが新しい。ハイテク系モデルの小さなNが、少し大きくなったような形
- つま先のくま模様は残っている
- v5のかかとにあった「V」のようなマークは見当たらない
- ヒールカップは、これまでどおり厚め
- 展示の説明によると、ソールユニットは完全に新しい構造。より柔らかいFuelCellフォームと、新しいTPUシャンクが入っている
会場と、990v7の見られ方
ニューバランスの展示は、午前中はそれほど混んでおらず、待たずに入れました。

中はとても薄暗い空間です。好きな人が目当てで来ているので、展示の前で立ち止まったり、長く見入ったりする人もいます。スタッフの方が様子を見ながら、流れを調整しているようでした。
990v7は、いちばん奥の小さな部屋にあります。一度に入れるのは4人まで、見られるのは3分くらい。部屋の中央に、一足だけ置かれています。短いと思うかもしれませんが、一足をじっくり見るには3分あれば十分でした。
990v7を見て思ったこと
正直に言うと、ティーザーを見たときは、昔の99Xに戻るようなクラシックな方向を想像していました。でも実物は、思っていたよりv6寄りでした。
全体は長細く、v6の流れをくんでいるように見えます。ぼってりした感じはありません。素材には光沢があって新テックの匂いがする。Made in USAのクラシックをベースにしながら、少し違う方向に進んだ印象です。
いちばん目についたのは、Nマークです。ハイテク系のモデルについている小さなNを、少し大きくしたような形に変わっていました。v3に近いかな…。一方で、つま先のくま模様は残っていて、ヒールカップも相変わらず厚め。993の割れたくま模様ではなく、v6のような感じ。変えたところと変えなかったところが、はっきりしている靴だと思いました。
v5のかかとにあった「V」のようなシンボルは、見当たりませんでした。クッションやソールの中身がどうなっているかは、展示を見ただけではわかりません。このあたりは10月22日の発表を待ちたいと思います。
デザイナーの言葉と、開発スケッチ
990v7の部屋の手前には、開発スケッチと、クリエイティブ・デザイン・マネージャーのJean Khalifeさんの言葉が掲示されていました。
Behind the Design
990は、これまでに作られた中で最もプレミアムで象徴的なランニングシューズのひとつです。
そのレガシーを称え、正しいかたちでそれを前進させることへの深い責任があります。
歴史的に、990はその象徴的なデザインと、クッション性とサポート性の絶妙なバランスによって定義されてきました。
そのDNAは、決して譲れないものでした。
私たちは、完全に新しいソールユニットの構造と新しいコンパウンド(配合素材)を検証するため、専用のプロトタイプを制作しました。そして、クッショニングとエネルギーリターンを向上させるために、より柔らかいFuelCellフォームを導入することで足元の体験を再定義し、同時に重要な安定性コンポーネントであるCRデバイス、ENCAP、そしてさらなるガイダンスとサポートのための真新しい【?】TPUシャンクを統合しました。
パフォーマンスランニングにインスパイアされたイノベーションによって推進されたこの新しいプラットフォームは、よりダイナミックな乗り心地を実現しながらも、その感覚は依然として紛れもなく990のものです。
Jean Khalife – Creative Design Manager ー展示の掲示より
見た目で感じた「新しいテック感」の正体は、ここに書かれていました。ソールユニットは完全に新しい構造で、より柔らかいFuelCellフォームが入っている。それでいて、CRデバイスやENCAPといった990らしい安定性の部品は残している。実物を見て「v6の延長だけど、ぼってりしていない」と感じたのは、たぶんこのバランスのせいだと思います。


歴代990のアーカイブ展示
990v7にたどり着くまでの通路には、初代から990v6までが順番に並んでいます。こちらは撮影できました。






木の台に一足ずつ載せられていて、並べて見ると、990がどう変わってきたのかがよくわかります。

床置きの大きな年表もあって、990の歴史を一枚でたどれるようになっていました。
これから行く人へ(12日は最終日)
展示は10月12日(月・祝)が最終日で、時間は11時から18時までです。
- NBの展示は午前中が狙い目です。私が行った11日の昼前は、待たずに入れました
- ニューバランスのアプリを入れていくと、ステッカーがもらえます。私は用意していなかったので、もらえませんでした。行く人は先にダウンロードしておくのがおすすめです
- お昼ごはんは、会場で食べようとしないほうがいいかもしれません。食べる場所が少なく、屋台は人の割にひどい混みようでした。列に並んだ人が別のお店のデッキに腰掛けていて、お店の方は困っていると思います。ボンドストリートも人で渋滞していました。ここは毎年のことなので、運営側に考えてほしいところです
- ゴミは分別を。ペットボトルのゴミ箱に食べ物の容器が入っていたりして、マナーはあまり良くありませんでした

まとめ
990v7は、思っていたより「v6の次」でした。長細くて、光沢があって、新しいNマークがついている。それでいて、つま先や厚いヒールカップには990らしさが残っています。
10月22日には、公式で「990、新たな章へ。」の公開が予定されています。写真が出たら、今日見た実物の印象と答え合わせをして、この記事に追記します。

