ITパスポートの勉強時間は?51歳の私が2ヶ月・80時間で合格した方法

会社で資格取得の支援制度が始まり、生成AIなどの新しい技術に触れる機会も増えたため、ITパスポートの取得を目指すことにしました。巷では取ってもしかたない、など言われてもいますが、無いよりはあったほうがましかなと。

「ITパスポート 勉強時間」と検索すると、一般的には100〜180時間ほど必要と書かれていることが多いようです。 しかし、「働きながらそんなに時間を確保できるだろうか」と不安に感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

結論からお伝えすると、Webマーケティングと営業の経験がある51歳の私の場合、約2ヶ月間、合計80時間の勉強時間で合格することができました。難易度が低いとネットで言われていますが、シンプルな記憶力勝負。一部計算はありますが、ほとんどが暗記した知識によるものです。

itパスポート

この記事では、私が実際に80時間で合格ラインに届いた勉強方法や、試験当日のリアルな体験談をお伝えします。

目次

満点ではなく「合格」を第一目標にした勉強時間

 ITパスポート試験は、1000点満点中600点以上(かつ各分野300点以上)を獲得すれば合格となります。 私は最初から満点を狙うのではなく、「まずは合格基準をクリアすること」を第一の目標に設定しました。その結果、ギリギリではありましたが無事に一発合格を果たしています。

もし900点以上の高得点を目指すのであればさらに時間が必要だと思いますが、合格そのものを目的とするなら、80時間の勉強でも十分に対応できると感じました。

80時間で合格するための具体的な勉強方法

1. 参考書でのインプット(約30時間)

まずは市販の参考書を購入しました。Amazonなどでも販売していますし、書店でも大きなコーナーで販売していると思います。ただ私はテストが終わった後は使わなくなると思い、メルカリで購入しました。

ITパスポート参考書
メルカリで古いものを購入

ITパスポートの参考書は分厚いため、最初からすべてを暗記しようとすると挫折してしまいます。 そのため、以下のようなペースで進めました。

  • 1周目:全体像を掴むために、さらっと読み流す。気になった用語や箇所にチェックを入れる程度にとどめる。
  • 2周目:1周目でチェックを入れた「気になるところ」「理解が浅いところ」を中心に、もう一度しっかり読み直す。

2. 「過去問道場」でのアウトプット(約50時間)

 参考書を2周した後は、Webサイト「ITパスポート過去問道場」を使って令和元年からひたすら過去問を解きました。 問題を解き、間違えた部分や迷った部分は参考書に戻って復習する。間違えたところだけをあらためて回答する。また間違えたところを勉強する。まだ間違えているものをつぶしていく。これを繰り返す。最後、直前にテスト時の時間配分を確かめるために、直近3回分を実際の時間で解きました。

【重要】直近の試験傾向についての注意点

私もネットの情報を探しましたが、注意すべきは近年は「セキュリティ関連」の問題が増加傾向にあります。 ITパスポートの出題範囲は広いですが、少なくとも過去5年分の問題には目を通しますが、別途最新のセキュリティ用語や傾向を押さえておくことをお勧めします。

50代が体験したITパスポート受験のリアル

最後に、実際に試験を申し込んで受験するまでの体験談を少しお話しします。

公式サイトのわかりづらさ

受験を決めて最初に直面したのが、ITパスポート公式ページのわかりづらさでした。 ITに関する国家試験でありながら、ユーザビリティの面で少し戸惑う部分があり、申し込み手続きには少し時間がかかりました。受験料は7,500円(税込)です。

試験当日の会場の雰囲気

IT系の試験ですが、自宅のパソコンではなく指定のテストセンターへ足を運んで受験します。 驚いたのは持ち込み制限の厳しさです。荷物はロッカーに預ける必要があり、試験室に持ち込めたのは目薬くらいだったと記憶しています。

また、受験会場を見渡すと20〜30代の若い方が大半で、50代と思われるのは私一人でした。男女比はおおよそ「1:1」といった印象で、幅広い職種の方が受験していることが伺えました。
PCはデスクトップ型、モニターとマウス(右利き用)が用意されています。受験が終わるとすぐに答え合わせが始まり、得点がモニター上に表示されます。この内容はメールでその日に届くので覚えておかなくても大丈夫です(合格発表は、約1カ月半後、証書の発行は2か月後)。

まとめ

ITパスポートは、ITの基礎知識を証明するための入り口となる資格です。 私のように50代からの挑戦であっても、ポイントを絞って約80時間の勉強時間を確保できれば、十分に合格を目指すことができます。

「満点を取らなければ」と気負いすぎず、参考書の反復と過去問演習を中心に、ご自身のペースで学習を進めてみてください。この記事が、これから受験される方の参考になれば幸いです。

この記事を書いた人

妻と愛犬ジェイド(女の子)と暮らしています。 老眼鏡を新調したのを機に、積読していた本を少しずつ読み始めました。

派手な生活ではありませんが、犬と眼鏡と本と音楽とコーヒーあれば十分。そんな日々の断片を、記憶がわりに書き留めています。

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