人生初の大腸内視鏡検査を受けた話

大腸内視鏡検査
Geminiが作ったサイバーパンク風の大腸内視鏡検査。ナナミン風である。

現在勤務している会社が医療関係の仕事ということもあり、健康診断に関して40代後半から胃カメラを会社負担でつけてくれるなど手厚い。腎臓と肝臓に難病を抱えていることもあり、逆流性食道炎も患っているので、内臓関係の病気には人一倍気をつけているので活用させてもらっている。

年度が変わるたびに早々に健康診断を毎年受けているのだが、今年は初めて便潜血(+)が出てしまった。実は数ヶ月前にも血便が出ていて気になっていたのだがなんとなく放置してしまっていた。健康診断後の医師と話をした際に、痔かもしれないが年齢的にも一度、大腸内視鏡検査を受けたほうが良いと勧められた。

父方の祖母が大腸がんが原因で亡くなっていたので、やはり気になりその日の午後には、近くの内視鏡検査専門の病院で大腸内視鏡検査を行うことを決め、検査前診察の予約を入れた。通常3週間後とのことだったが、たまたま一枠キャンセルが出たとのことで、急遽、翌日に内視鏡検査を行うこととなった。

事前準備

前日の夕ご飯

検査は翌日の10時30分からだったのだが、前日の21時までに、消化の良いご飯(おかゆ、おじや、雑炊など)を食べることを勧められる。それ以降は食事は禁止。寝る前に粒上の下剤を服用する。多分バリウムを飲んだ後に渡されるような薬だ。

午前6時起床。ニフレックの服用をスタート

午前3時位に段々お腹が痛くなって目が覚める。トイレに何度か行く。ここで出る便は固まりだ。

本番は、朝の6時。起床したら「ニフレック」という水に溶かして飲むタイプの下剤を「2リットルを2時間かけて」飲む。これが美味しくない…。ポカリに似ているとかレモン風味といわれているがゴクゴクは飲めない。15分くらいかけてコップ1杯を飲むペースをむりやり飲む。

最初の1時間は便意もそれほどなかったが、徐々に頻度が上がる。どんどん便は水っぽくなり、固形物が減っていく。そしておしっこもたくさん出る。便に何も混ざらなくなったら終わり。こちらの方は便意はあるがお腹が痛くなる、というようなことは私の場合なかった。

ただ、家から病院に行く時間にお腹が痛くなったらどうしよう、という不安は常にあった(お陰様で杞憂に終わった)

10時20分(約束の10分前)に病院に到着。

病院についたら、もうすでに準備はできており、検査着に着替えて説明を受ける。今回内視鏡を入れるのに麻酔をお願いした。私は胃カメラの時もそうだがキツそうなものは自腹で麻酔をお願いする。

これでだいぶ苦痛が減るし、ぼーっとしている間に全てが終わるのでアレルギーなどがないのであればおすすめだ。唯一のデメリットは検査が終わった後、20~30分くらい安静にする必要があることくらいだろうか。

実際の検査は下記の図のように、横になり上側になる足を抱える。不織布のパンツを履くのだが、後ろ側に大きく丸く穴があいている。ここから肛門に内視鏡がはいっていく。麻酔は点滴で入れていく。

「おやすみなさい」という言葉を最後に意識がなくなる。ちょっとお尻に何か入ってくる違和感があるがそのあとの記憶はない。

大腸内視鏡検査2

10時50分検査終了。

「起きてください」という言葉で目が覚める。終わっていたようだ。お尻についているローションを自分で拭いて検査室を歩いて退室。30分くらい横になり麻酔が抜けるのを待つ。

11時20分に診察室に呼ばれ結果を伝えられる。内視鏡は1mくらいあり、大腸の奥の方まで見てくれていた。写真を見せてもらい説明してもらう。今回は大腸にポリープや炎症はなくきれいだったとのこと。便潜血はやはり切れ痔だった。ここでやっと安心。

検査代は約8,000円

最後にお会計。保険適用で自己負担は約8,000円だった。検査前の事前診察は約1,500円くらいだったので、全部で10,000円くらいで検査を受けることができた。

思ったより安く(3万円くらいかかるのではないかと思っていた)済み良かった、ということと検査自体は麻酔のおかげもあり楽であった。下剤が一番大変だったなという印象。

医師の方からは2年~3年ごとに検査することを勧められる。一般的に大腸がんが増加していることは知っていたし、50代になり、大腸だけでないががんの検査に関しては非常に気になっていた。検査費用に関してもとても大きな負担にならないことはわかったので、これからは2年に一回ペースで受けてみようと思う。

早期発見、早期治療

そして皆様にも、50代になったら、ぜひ胃カメラ、大腸内視鏡検査を(麻酔付きで)受診することをお勧めしたい。何もなければ安心だし、万が一何かあれば早い時期に対処できる可能性がある。大腸がんはステージⅠなら5年後生存率は90%を超える。もう、がんは箇所やステージにもよるが、治らない病気ではないのだ。

この記事を書いた人

妻と愛犬ジェイド(女の子)と暮らしています。 老眼鏡を新調したのを機に、積読していた本を少しずつ読み始めました。

派手な生活ではありませんが、犬と眼鏡と本と音楽とコーヒーあれば十分。そんな日々の断片を、記憶がわりに書き留めています。