51才のおじさんがBlack petrolに救われたという話

blackpetrolについて

2年放置していた、この「犬と眼鏡」をリニューアルして更新を再度始めたのが2026年1月。サーバーの更新して放置していたのはずっと気になっていたので、改めてトップページから再構成してカテゴリーも見直した。

リニューアルした時は、やることが多く自己満足で面白かったのだが、なんとなく出したGoogleAdSenseが間違いの始まりだった。思いもよらず一発で通ってしまい、さらに一つの記事がほんの少しだけ集客し始めたことが、ちっぽけな承認欲求とアフィリエイト欲に火をつけられてしまった。

それからは、お宝キーワードを探し、記事を書く日々が始まった。記事を書いても半年は何も起きないのはわかっているのに、GA4とSearch Consoleと向き合いリロードを繰り返す。なんのために記事を書いているのかを見失ってしまい、あっという間に燃え尽きた。更新するためだけに記事を書いて八方塞がりになってしまった。

そんな時に、Black petrolに出会った。The Orchard Japanによると

 京都から世界へ。

Black Musicを中心に、多様な音楽ジャンルに影響を受けた 『ナードでハード』な音楽集団。京都の音楽シーンで、大学在学中にそれぞれのジャンルに精通した高い演奏力を持つメンバーによって結成された。 

と記載されている。その新アルバム「Diaspora」が偶然Spotiyで流れてきた。おそらくS.A.Rつながり(Black petrolは過去一緒にライブをしている)。このアルバムにどぼんとハマった。

いや、正確に言うとSOMAOTA氏とtakaosoma氏の書くnoteにたどり着いたのだが、この二人の書く文章がこのアルバムへの私の思い入れを強くした。

特にtakaosoma氏は文才があり、彼の人生がとても濃厚であるにもかかわらず淡々と綴られている。とにかく極端なのだ。どの話も目が離せない。目を逸らせない。

深淵を覗いたら、深淵もまた除いているのではなく、圧倒的な重力で中心にあるヌルヌルした生身の感情に引き寄せられる。全てが本当の言葉で書かれている。人の弱さと強さを表現している人はたくさんいるが、久しぶりにざらざらした言葉で読んだ。

才能とは恐ろしい。全てを飲み込み続け活力にしていくのだろう。別にMrs.GREEN APPLEにならないで良い。ただ、あなたが戦っているサブスクが、あなたのバンドをアルゴリズムで紹介し、51歳のおじさんの心を動かしたのは間違いない(一人だけど)。

改めて何人に見られているとかは気にせず、その時に自分が書きたいものを書こうと思ったのだった。もうおじさんはクラブには体力がなくて行けないけど応援しています。そして、私も犬が好きですよと、伝えたい。

この記事を書いた人

妻と愛犬ジェイド(女の子)と暮らしています。 老眼鏡を新調したのを機に、積読していた本を少しずつ読み始めました。

派手な生活ではありませんが、犬と眼鏡と本と音楽とコーヒーあれば十分。そんな日々の断片を、記憶がわりに書き留めています。