小姑のようなジェイド

てんかんの発作が終わるとあたりを歩き回るのだが、水をとても飲みたがる(多分同じような症状のワンコたちは同様だと思う)。我が家は水をペットボトルから犬が飲むための給水器をつけていたのだが、発作のあとはそれだと水量が少なすぎる。
そのため、フードボウルに冷やした水(浄水器の水)を都度入れて飲ませていた。

どうもその冷たい水に味をしめたようで、常に冷たい水を催促するようになった。その最速の仕方が、じっとボウルの前に立ってちらちらと飼い主が気づくまで見るのだ。
まるで小姑のように。気づかないと最後はボウルを鼻で突いて音を立てる。ボウルから水が溢れて床が水浸しになる。

仕方がないので、使っていない古い鍋を見つけてその中にボウルを置いた。鍋は重く突かれて多少のことではずれないので水はこぼれない。万が一こぼれても二重になっているので床が水浸しになることはない。

最初のうちは上手くいっていた。押しても動かないので諦めている様子だった。だが、先日から鼻で突いて鍋とボウルをぶつけて音を出して知らせるようになった。まったく転んでもただでは起きないとはこのことだ。

思い切り突いているものだから、この前は鼻を擦りむいていた。

この記事を書いた人

妻と愛犬ジェイド(女の子)と暮らしています。 老眼鏡を新調したのを機に、積読していた本を少しずつ読み始めました。

派手な生活ではありませんが、犬と眼鏡と本と音楽とコーヒーあれば十分。そんな日々の断片を、記憶がわりに書き留めています。