一番ねぼすけなジェイド

ジェイドが1歳の時にてんかんを発症してからベッドを解放することにした。それまでは別々にして寝室には入れさせてなかったのだが、てんかんがいつ起こるかわからないため、寝ていても常に気づけるように気を張っていたのでジェイドよりも人間側が先に参ってしまった。それに近くにいたほうがジェイドも安心だろうし(もともと寝室に来たがっていた)、万が一の対応もすぐにできるだろうと思ったからだ。

実際に寝ている間(特に朝方が多い)にてんかんを起こしたこともこの3年で十数回あるし、ジェイドが近くで寝ていて良かったこともあった。ジェイドも安心して深く眠っているようだし、人間も横に犬がいると暖かい。そして、病気などで寝込んでしまったとき、犬は本当に横に来て寄り添って寝てくれる。都市伝説かと思っていたのでこれには本当に驚いたし、嬉しかった。昨年は夫婦で順番にコロナに罹患したので、見守ってくれるジェイドは心強かった。

ところが、一つ大きな誤算が生まれた。ジェイドが寝る場所として選ぶのは、ベッドの真ん中。しかも、横向きに寝るのだ。ジェイドは25kgある小さい方の大型犬に属するので、人間側が犬の寝る場所を配慮するようになってしまった。さらに犬も寝返りをうつ。もちろん人間のようにうつことはできないので、一度立ち上がり、体をぶるぶると震わせ、くるくると回って、どすっと横になる。これが毎晩5,6回ある。その都度、横で寝ている人間は目が覚めてしまうのだが、ジェイドが体を寄せてくると全て許せてしまう。

結局、人間側は寝れたのか寝れなかったのかよくわからず起き、犬用の水を取り替え、部屋の換気をして朝食をとり、仕事を始める準備する。ジェイドは9時ぐらいにのそのそと起きてくる。犬は勝手に早起きするものだと思っていたのだが、これも犬と生活をともにしてみないとわからない発見だった。

この記事を書いた人

妻と愛犬ジェイド(女の子)と静かに暮らしています。 老眼鏡を新調したのを機に、積読していた本を少しずつ読み始めました。
派手な生活ではありませんが、犬と眼鏡と本と音楽とコーヒーあれば十分。そんな日々の断片を、記憶がわりに書き留めています。