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初心者でも簡単!冷蔵庫で漬けるぬか漬けの作り方
ぬか漬けをはじめてみよう
ぬか漬けをはじめてみよう ふと献立に一品増やしたいと思うことが何回かあって、ぬか漬けを始めることにした。聞けば今では冷蔵庫で簡単に漬けることのできるぬか床があって、昔のように大きなプラスチックの樽で一日一回必ずかき混ぜる必要もないらしい。
そういえば、数年前に妻がぬか漬けを始めると言って購入していた
野田琺瑯 ぬか漬け美人が台所の奥にしまってあった。2カ月くらい続いていたが、冷蔵庫で1年近く放置されていて捨ててもらったのだった。ぬか漬けをやめた理由は「漬ける野菜を考えるのが面倒くさくなった」からと話していたのを覚えている。(2024年3月6日現在、40%オフになっている!)
野田琺瑯の「ぬか漬け美人」の良さ
野田琺瑯の「ぬか漬け美人」の良さはその大きさにある(Lサイズ:W.255×D.160×H.120 mm)。冷蔵庫に収まりやすいことを考えた高さで120mmと設定されているのだが、まずは255㎜の縦幅が良い。ちょうどきゅうり一本分(スーパーでよく見かけるサイズ。大きいものは例外) また、12㎝の深さがなすやかぶを漬ける際にちょうど良い。
あまりみっしりと漬けるものではないが、この「ぬか漬け美人」は3種類くらいの野菜を1~2個漬けることができるんじゃないだろうか。白い琺瑯は清潔感もあってよい。冷蔵庫の中でも威圧感がないのが素晴らしい。
そしてパウチタイプは漬けた野菜を取り出すときにぬかが袋についてしまうのを気にしてしまうが、ぬか漬け美人はさっとキッチンペーパーで拭けばきれいにぬかが取れるのも清潔感があってよろしい。
「ぬか漬け美人」で冷蔵庫の中でぬか漬けつくり
幸いなことに上記の通り容器はあったので、Amazonでぬか床セットを探す。たくさんあるので何が良いかわからないのでとりあえず評判のよさそうな
コーセーフーズ 冷蔵庫で育てる 熟成 ぬか床 スタートセット (800g / ガイドブック付き) 米ぬか 簡単 ぬか漬け 国産 (漬物 漬け物) 容器付き パック セット(ぬか漬けのもとのようなもの。ぬか床がもうすでにできている)を購入。1,000円なら失敗してもさほどダメージはない。パウチは使わないのだが、ガイドブックがあると始めやすいだろうとこの商品を選んだ(後から考えれば、ぬか床だけでも良かった)。
ちょうど野田琺瑯のぬか漬け美人の使い方は簡単。ぬか床1㎏を想定されているので、800gに+足しぬかで調整するのが良いと思う。あわせて、ぬか床が水っぽくなった時ように足しぬか一緒につけておけば鉄分を一緒に摂れるという「鉄玉」も購入した。 鉄玉の効果かくしゃみをしても星が光らないようになった(関係あるかはわからないけど)
最初は捨て漬けを忘れるべからず
あとは簡単だ。きれいに洗っておいた容器にぬか床を敷き詰め、くず野菜を最初に漬ける(捨て漬け)。きゅうりの切れ端、人参の切れ端、大根の先、キャベツの芯などを適当に入れる。そして4~5日くらい寝かせる。
スタートセットなので必要ないかもしれないがすぐに漬けてみたきゅうりは苦くて食べられたものではなかった。捨て漬けが終わったらようやくぬか漬けのスタート。
ぬか漬けにおすすめの食材
塩分を控えめにしているので事前に野菜に塩をまぶす、浅漬けなどは我が家は行わない。塩分控えめになるので塩味は物足りないかもしれないがその分しっかり漬けることを意識している。食材の選択さえ合っていればぬか漬けで失敗することはあまりないのではないだろうか。
きゅうりのぬか漬け
きゅうりのぬか漬けはすぐに漬かるので便利。漬ける時間は12時間くらい~と言われているが、うちは1日しっかり漬ける。2日に一度は必ず漬けているので必然的にぬか床をかきまぜることにもつながるので重宝している。
なすのぬか漬け
なすのぬか漬けも定番。ヘタを切って切れ込みを入れて一本そのまま漬ける。通常は浅漬けにした後、ぬか漬けにすると奥までしっかり味付けできる。我が家ではそれだと塩分が強いので、浅漬け無しで4日ほど漬けて食べる。
かぶのぬか漬け
かぶのぬか漬けを作るときは葉の部分を切り、皮は剥かずに半分、もしくは1/4にして1週間ほど漬ける。葉も漬けることができておいしい。うちはかぶの葉とわかめの味噌汁が好きなので漬けずに、かぶのぬか漬けと一緒に食べることが多い。食感がよく、噛むと酸味とぬか旨味が口に広がる。
人参のぬか漬け
人参のぬか漬けも定番。皮はピーラーで剥く。横半分に切って、それを4等分して漬ける。冷蔵庫のぬか漬けは3~4日くらいでおいしく漬かる。太い場合は漬ける日数を眺めに。人参の甘さとしゃきしゃき感が美味しい。
チーズのぬか漬け
チーズのぬか漬けは、我が家はクラフトの「ゴーダの余韻」をよく漬けている(3日間くらい)。塩味が強くなり、チーズがぎゅっと濃縮された味わいに。お酒と一緒にちびちびとつまむのが美味しい。
「ゴーダの余韻」はチーズが薄いので、漬ける時はぬか床の空いている隙間に差せるのも便利。モッツァレラチーズは薄くスライスして水分をしっかりとってから漬けること。こちらも美味。ぜひやってみてほしい。
アボガドのぬか漬け
アボガドのぬか漬けのコツは、まずやや硬めのアボガドを選ぶことがポイント。皮をむき、半分に割り種を取り出す。水気をキッチンペーパーでしっかり取ったら漬けるだけ。うちは1週間ほど漬ける(取り出すときは味見をして確かめること)。色はやや黒ずむが全く問題ない。森のバターといわれるだけあって食感、味ともにぬか漬けにあっている。最初にクリーミーなアボガドとぬか独特の塩味が口中に広がり、そのあと酸味がさわやかに抜ける。ぜひ試してほしい。
また、みょうがや木綿豆腐なんかも漬けることができるらしい。いろいろ試して味わえることもぬか漬けの面白さだと思う。もちろん時々失敗もある(芽キャベツはうまく漬けることができず、生の固い芽キャベツのままぼそぼそしていた)
足しぬかを忘れるべからず
ぬか床から出した野菜にはぬかがもちろんつくので、ぬかをこそぎ落とすけれどもやはり少し野菜についたままになる。そのためぬか自体がだんだん減っていく。また、きゅうりやなすのように水分を多く含んでいる野菜を漬けると野菜から水分が出るのでぬか床が水っぽくなる。ぬか床を押したらプルプルと震えるようだったり、ぬかを軽く握って水分が出てしまうようだったら「足しぬか」を行う。野田琺瑯のぬか漬け美人には水取器がついているので便利(ぬか床に埋めて水を流す)
私は面倒なので水をキッチンペーパーである程度吸い取ったら、足しぬかをする。足しぬかは100gくらいずつ足し、かき混ぜながらぬか床の状態を確認。まだ水っぽいようだったらさらに100g足してみるとよいだろう(ぬか床の量が800gの場合。ただし、漬けた野菜や状況により変わるのでそこは臨機応変に。)
ぬか床を混ぜる頻度
冷蔵庫で漬けるぬか漬けは、ぬか床をかき混ぜるペースは1週間に 1回で良いと言われている。ただ、上記のようにきゅうりはすぐに漬かるし、他の野菜も3、4日で漬かるので、スペースが空いたらまた別の食材をいれる時にかき混ぜるのであまり気にしなくてもよいかも。いろいろな野菜や食材を試してみて、自分で作るぬか漬けライフを楽しんでほしい。