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ださいと思っていたニューバランスをかっこよいと思えたきっかけ
ニューバランスを履き続けて20年位になりますが、それまではコンバースとかNIKEばかりでした。どうしてもかっこよいと思えなかったのが理由です。それがいつの間にやらニューバランスのみの生活に。それは思い込みを変えてくれた人たちとの出会いが大きかったのです。
思い込みを変えてくれたお店との出会い
今はなくなってしまったのですが、原宿キャットストリートに「District UNITED ARROWS」という名店がありました(現在はUNITED ARROWS原宿本店の別館に移っています)。そこで働かれている人たちの履くニューバランスが私にとってニューバランスとの出会いでした。立ち仕事でも疲れにくく、それでいてスマート。とても似合っていてこれまでの履かず嫌いだったニューバラナンスのイメージが変わりました。
クリノから衝撃の告白!
実は、僕はずーっとニュー・バランス(NB)がキライでした。80年代中期‘これが話題のスニーカーです’と教わったときの僕の印象は‘グーフィーっぽい’。わかります?あのディズニーのグーフィー。ボテっとしてマルっちくて…格好良い、とは思えなかったのです。でも、何しろ履き心地は良いらしい、というのが僕の中のNBの位置づけでした。
やがて月日は過ぎ行き、10年位前のある日僕は渋谷のスニーカー・ショップに入りました。黒いスーツを着ていたのですが‘スーツにスニーカー’というスタイルをやってみたかったんですね!そのとき手に取ったのが黒のスウェードのNB。
早速試着してみました。履いて、鏡を見た瞬間に‘アレ?’と思いました。予想以上にイカしてたんですね、そのスタイルが。NBは相変わらず‘グーフィー’だったのですが、逆に、スーツにはそのほうが良い感じでした。‘格好良すぎるものは格好悪い’それは昔から僕のもの選びの基準でした。だから、NBの質実剛健なオールド・スクールな感じがよかったのですね。とても気に入りました。その1足のおかげで僕の目が開きました。それ以降、何足もNBを買いました。別注企画に参加したりもしました。そしてNBの歴史やポリシー、なによりも履き心地を知れば知るほどNBが好きになりました。LOVE&HATEというコトバがありますが、NBとの出会い、付き合いは‘キライはスキの裏返し’ということを痛感する出来事でした。
2006年12月22日 District blogより
僕からも告白したいことがあります
突然ですが僕もディストリクトに来てから4度目の師走を迎えました。
この4年間は僕の洋服遍歴の変革の4年間でもあります。実は、僕もずーっとニュー・バランス(NB)がキライでした。厚いソールと不細工なアッパー。なぜ履いている人が多いのだろう、と不思議に思っていたものです。かっこいい大人たちがスーツやウールのパンツにNBに合わせていたからです。
最初に買ったのはUA別注の1500が僕のNBデビューでした。木型が足に合わなかったか、足が痛くなってしまい、しばらくは無理をして履いていたのですが、無理は長く続かず履かなくなってしまいました。
その偏見はこのお店に来て、見事に覆されました。それから2年、自分の足にぴったりくるNBを探していたのですがありました。NB992です。今年の秋はこればかり履いていました。最近買ったNB2001もご機嫌な履き心地です。スニーカーに限らず、自分にとっての新しいバランスの発見がお買い物の一番の醍醐味ではないでしょうか。
Disirict blogより
とにかく履き心地の良さが秀逸
なんといってもニューバランスはその履き心地の良さが最大の特徴だと思います。25年前は実は革靴の大ブーム時期でした。特にAldenのモディファイドラストは入荷したらすぐになくなるような時期した(今は価格が高騰、さらに入荷自体も少なくなってしまいました)。
多くの人の意識が「かっこよい」ことと「歩きやすい」「疲れない」ことを両立するものを探し始めていたのではないでしょうか。そこにスーツにニューバランスを合わせるというスタイルは当時センセーショナルでした。
一度、ニューバランスを履いてみるとその履き心地の良さに驚く(スニーカーのロールスロイスと呼ばれていたこともある)と思います。さらにこのぼってりのバランスは、現在のワイドパンツにはもちろん、20年くらいに流行っていた半端丈のスタイルにもピッタリ。
最新の機能性と流行のうねり、さらにニューバランスのマーケティングががっちりとかみ合わさりあっという間におしゃれな人たちがこぞって履くブランドとなりました。
ニューバランスをスマートに履きこなすコツ
とにかく、ニューバランスはそのシルエットから「ださい」といわれることが多いのですが、個人的にかっこよく履きこなすには、ワイズはやや太めを選び、シューレースでぎゅっと絞るのがコツだと思っています。見た目だけで判断して、ニューバランスを履かないのはとてももったいない!
美味なるものには音がある。高いものには理由がある
ご多分にもれず、私もその濁流に飲み込まれあっという間にニューバランスラバーに。特に偏平足の私には、歩いても疲れない靴、というのはとても大切です。かかとを守りながらつま先で蹴るという当たり前の歩き方が苦手だった私にも足裏全体でスムーズに重心が動くようになり、特に旅先で長く歩くことも前ほど苦にならなくなりました。
確か初めて買ったのはBauty&Youth Unitedarrows別注のベージュの1600だったかな…。Blue LebelがリブランディングしてBYになった目玉企画の一つだったような気がします。「スニーカーがこんな高い価格なのか!」と驚きましたが、その履き心地は相応のもの。穴があくまで履き倒しました。
そんな私がおすすめする一足は、990v6。最新のテクノロジーとブラッシュアップされたシルエット。残すべき特徴はきちんと残しながら、さらに進化しているスニーカーです(こんな機能性なのに、靴紐は細くてチープっぽいのがさらに好印象)
控えめなエレガンスと本物の実用性を備えた990シリーズは、現代のパフォーマンステクノロジーと、時代を超越したクラフトマンシップの融合です。
990が率いるヘリテージランニングフットウェアは、世界的なファッショニスタから地元のレジェンドまで、あらゆる段階の人々の定番となっています。もともと市場で最高のランニングシューズとして開発されたこのシューズは、今から40年前に初めて発売されました。
更新された990v6のデザインでは、従来のミッドフットサドル(足の甲を横断するパーツ)が不要になり、ピッグスキンスエードとシンセティックレザーのオーバーレイが、メッシュアッパーの上をかかとからつま先まで流れるように配されています。
FuelCell(フューエルセル)ミッドソールのクッショニング、反発弾性、軽量性が追加されたことで、990の進化は見れば見るほど感じられるようになっています。このシューズにおける、慎重に設計されたデザイン、ミニマルな美学、疑う余地のない快適さは、世代を超えて受け継がれ、今ここにあるスニーカー文化に異論の余地なく関連しています。
公式ホームページより一部抜粋
発売当初、36,300円(税込)と発表され、さすがにそこまでスニーカーに出せないわ…と思っていたら並行輸入だと徐々に値段が下がってきているようですね。物欲が湧いてきます。といってもまだ全然高いけど。
ちなみに時期を選びますが、L.L.Beanは15%~20%のクーポンを発行するときがあります。アウトドアのイメージがありますが、もともとL.L.Beanはセレクトショップ。このタイミングを狙うとかなりおトクに購入することができますのでぜひチェックしてみてください。